ニュース 電子 作成日:2018年3月15日_記事番号:T00075987
仮想通貨の採掘(マイニング)ブームで、高速演算のGPU(グラフィックスプロセッサー)やASIC(特定用途向けIC)の需要は依然旺盛で、台湾積体電路製造(TSMC)では16ナノメートル、12ナノメートル製造プロセスによる生産が追い付かない状況だ。このため、マイニング機器を生産するロシアのバイカル、中国のASIC業者は、発注先の韓国サムスン電子への変更を強いられている。15日付電子時報が伝えた。
TSMCは特にASICマイニング機器向けチップで約80%のシェアを掌握している。TSMCはアップル向けのプロセッサー「A11」の受注が伸び悩んでいたが、ASICマイニング機器向けチップが業績を下支えしている格好だ。出荷先が新型のマイニング機器を発売すれば、さらに需要が喚起される見通しだ。
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