ニュース 電子 作成日:2018年3月15日_記事番号:T00075989
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、下落を続ける液晶パネル価格は3月も反転せず、テレビ用32インチ型のオファー価格が約62米ドル、43インチは101米ドル、55インチは174米ドルと1~2米ドルの下落となっている。15日付工商時報が伝えた。
特に65インチは昨年7月以降、価格が下落する一方で、3月オファー価格は約300米ドルと、昨年の高値410米ドルから約27%下落、ほとんど利益が出ない水準にまで落ち込んでいる。邱宇彬ウィッツビュー研究部副総経理は、65インチの生産に意欲的な中国・京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)の第10.5世代工場の動向を市場が見守っている状況だが、当面価格の下落は止まらないとの見方を示した。
また、3月のモニター用パネル価格は平均で0.2米ドル下落。ノートパソコン用は0.1米ドル下落した。
邱副総経理は、第1四半期は工場の年次保守や生産ラインの調整などによって、パネルメーカーの稼働率が5%落ちていることも指摘した。
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