ニュース 電子 作成日:2018年3月16日_記事番号:T00076006
電子機器受託生産大手の和碩聯合科技(ペガトロン)は15日、今年の業績見通しを好感しており、非需要期の第1~2四半期はそれぞれ前年同期より成長するとの見方を示した。16日付工商時報が報じた。
ペガトロンの廖賜政執行長は、消費者向け電子製品の需要が伸び続けており、特にゲーム機やモノのインターネット(IoT)関連のスマートホーム製品が期待できると説明。また、通信製品の需要は健在で、新たな応用製品の需要増に対応できるよう生産能力を確保すると表明した。
ペガトロンの17年業績は、粗利益率が3.9%と前年比1.6ポイント低下し、純利益は146億8,300万台湾元(約530億円)と2013年以来の最低となった。昨年第4四半期はアップルの新型スマートフォン「iPhone8」の販売不調が響き、粗利益率は3.2%と上場以来の最低を記録した。
ペガトロンは、昨年は第3四半期に新製品の出荷拡大ペースが予想を下回り、需要期が短かったため通年の設備稼働率が下がったと説明。また、台湾元が米ドルに対し6%値上がりしたことも純利益を押し下げる要因になったという。
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