ニュース 電子 作成日:2018年3月16日_記事番号:T00076008
金属筐体(きょうたい)大手、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)は15日、傘下の可耀科技を通じ、フレキシブルプリント基板(FPC)大手の嘉聯益科技(キャリア・テクノロジー)が実施する現金増資に応じて11億2,700万台湾元(約41億円)の追加出資を行い、同社に対する持ち株比率を7.42%に引き上げると発表した。これによりキャッチャーグループはキャリアの最大株主となる。16日付工商時報が報じた。
キャッチャーは今回の追加出資について、同社が手掛ける構造部品とキャリアが手掛けるFPCはいずれも電子製品の重要部品であり、各種製品の将来的な発展の鍵を握ると強調。両分野で有力な地位を築く両社の関係を深め、共同で開発を進めていきたいとコメントした。
なおキャリアは今後、アンテナ用FPC分野に注力する方針で、太陽電池用多結晶シリコンウエハー大手の旭晶能源科技(エバーソル)が桃園県観音区に保有する工場の土地と建物を15億7,000万元で買収する。同社は新工場の整備に総額100億元を投じる方針と伝えられている。
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