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中華電信、アジア海底ケーブル共同敷設


ニュース 電子 作成日:2018年3月16日_記事番号:T00076011

中華電信、アジア海底ケーブル共同敷設

 通信キャリア最大手の中華電信は15日、日本、台湾、東南アジア間の11拠点を接続する大容量光海底ケーブル「Southeast Asia-Japan 2 Cable(SJC2)」を共同敷設する協定に署名した。2020年第4四半期の完成を予定している。16日付工商時報が報じた。

/date/2018/03/16/11chunghwa_2.jpgSJC2敷設ルート。台湾では、新北市淡水と屏東県枋山の南北2カ所で陸揚げする(中華電信リリースより)

 中華電信の鄭優董事長は、20年の5G(第5世代移動通信システム)サービス開始を目標としており、SJC2により安定した高速通信を提供できると述べた。

 SJC2は総延長1万500キロメートル。8ファイバーペア構成の場合、設計容量は毎秒144テラビット(Tbps)。IoT(モノのインターネット)、ロボット、AI(人工知能)、VR(バーチャルリアリティー)などの応用に伴い、増え続ける高速通信需要に応える。

 SJC2コンソーシアムのメンバーは、▽KDDI▽フェイスブック▽中国移動通信(チャイナ・モバイル)▽SKブロードバンド(韓国)▽シンガポールテレコム▽VNPT(ベトナム)▽チュアン・ウェイ(カンボジア)──。NECがSJC2システムを受注した。