ニュース その他製造 作成日:2018年3月16日_記事番号:T00076021
自転車大手2社の巨大機械工業(ジャイアント・マニュファクチャリング)と美利達工業(メリダ)は、欧州の電動アシスト自転車需要の高まりを受け、生産ラインを増強する。16日付経済日報が報じた。
ジャイアントは、台湾と欧州で新生産ライン設置する。同社の17年電動アシスト自転車出荷台数は3年連続で50%以上成長した。欧州での電動アシスト自転車価格は、一般の自転車の約3倍。ジャイアントの小売価格は2,000~7,000ユーロ(約2万6,000~9万1,000円)だ。
メリダの電動アシスト自転車輸出台数は、15年1万8,000台、16年5万7,000台、17年9万6,000台と大幅成長が続いている。同社の電動アシスト自転車の本船積込渡し(FOB)価格は平均1,600ユーロで、従来の自転車の2~3倍だ。電動アシスト自転車の出荷構成比は8%、売上高に占める割合は2割だった。メリダの17年自転車出荷台数は79万9,000台と前年比7.7%減少したものの、売上高が7.26%増加したのは、電動アシスト自転車が貢献したためだ。
メリダは、電動アシスト自転車や関連部品は供給が追い付かないほど需要が強く、単価も高いと指摘。この傾向が今後5年は続くと予想した。
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