ニュース 商業・サービス 作成日:2018年3月16日_記事番号:T00076022
資訊工業策進会(資策会)産業情報研究所(MIC)がこのほど、消費者によるインターネット通販の利用実態を調べた結果、10回の買い物のうち平均4.5回がネット通販の利用であることが分かった。数字はネット通販の利用が実店舗での商品購入に迫る水準にまで増えていることを示している。中央社電が16日伝えた。
中でも21~45歳の年齢層では、ネット通販の利用回数が全体平均を上回った。
ネット通販による購入金額は昨年の平均が2万6,487台湾元(約9万6,000円)で、前年の2万7,715元に比べ小幅ながら減少した。ただ、年齢層別では41~55歳が36%減だったのに対し、26~30歳が14%増となるなど、まちまちだった。
MICの上級産業アナリスト、張筱祺氏は「消費者の購入習慣を観察すると、実店舗は依然重要な経路となっている。近年は通販と実店舗の融合が小売業界の新たなトレンドだ」と指摘した。
このほか、ネット通販利用者が商品情報を得る経路(複数回答可)としては、通販サイトの59.1%が最も多く、▽グーグル、40.2%▽フェイスブック、26.7%▽価格比較サイト、25.9%──などを上回った。
特定商品を購入する場合の利用サイトは、PCホームの40.8%が首位で、以下▽グーグル、32.5%▽ヤフー、31.3%▽蝦皮購物(ショッピー)、26.9%▽露天拍売、24.7%▽momo購物網、23.2%──の順だった。
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