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薬王製薬の偽造医薬品を販売、男2人を送検


ニュース 医薬 作成日:2018年3月19日_記事番号:T00076034

薬王製薬の偽造医薬品を販売、男2人を送検

 薬王製薬(本社・奈良県田原本町、市川重則社長)の医薬品の偽造品を台湾で販売し、1,000万台湾元(約3,600万円)以上の不当利得を得たとして、台中市の男2人が詐欺などの疑いで逮捕、送検された。容疑を否認しているという。17日付蘋果日報が報じた。

 警察によると、容疑者2人は数年前から高雄市の食品工場に依頼し、台湾で販売されていない薬王製薬のコレステロール薬「スマーケン」など医薬品9点の偽造品を1瓶当たり300元余りで製造し、2,000~4,000元で代行販売していた。偽造品の包装は、捜査協力の依頼を受けて来台した市川社長も本物と見分けがつかないほど精巧につくられていたという。

 警察は容疑者2人に協力した印刷工場で偽造品の包装ラベルや会計帳簿などを、高雄の食品工場でカプセル状の半製品25万粒を押収、半製品を検査に出した。