ニュース 家電 作成日:2018年3月19日_記事番号:T00076051
奇美グループで家電ブランド「CHIMEI(チーメイ)」を展開する新視代科技(ネクスジェン・メディアテック)の余泯楽総経理は16日、台湾モニター市場に再参入すると表明した。現在27インチ、32インチモニターの開発を進めており、6~7月の発売を予定している。17日付工商時報などが報じた。
同社は数年前に中台のモニター市場から撤退し、液晶テレビ市場に専念していた。
余総経理は、昨年の液晶テレビ販売台数は17万台と前年同水準だったが、液晶テレビ売上高は前年比10%増加し、4Kテレビが販売構成比35%を占めたと明かした。余総経理は、今後も4Kテレビ新製品の発売により、買い替え需要を喚起したいと述べた。
一方、余総経理は、昨年の台湾の液晶テレビ市場規模は110万台で飽和している上、不動産景気が回復しておらず、新居入居時の需要が見込めないと指摘。今年の台湾の液晶テレビ市場は、前年比約5%縮小すると予測した。
なお余総経理は、今年の売上高目標として前年比20%増を掲げた。5月に49インチ、55インチLEDディスプレイを発売する他、業務用の電子黒板市場にも参入する。エアコン販売目標は3万台に倍増、冷蔵庫と洗濯機は1万台以上と昨年の6,500台から引き上げを目指す。
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