ニュース 電子 作成日:2018年3月20日_記事番号:T00076059
ブルームバーグが19日、アップルがマイクロLED(発光ダイオード)を採用した次世代ディスプレイの自社開発を進めていると報じたことに関連して20日付経済日報は、アップルはディスプレイ用パネル調達において長期にわたり依存しているサムスン電子との関係を解消し、鴻海科技集団(フォックスコン)との提携を強化する方針と指摘。まず鴻海傘下のパネル大手、群創光電(イノラックス)と、LEDの表面実装(SMD)を手掛ける栄創能源科技(アドバンスト・オプトエレクトロニック・テクノロジー、AOT)がサプライチェーン入りを果たすとの見方を示した。
アップルは2014年の米ラックスビュー・テクノロジー買収後、台湾の新竹科学工業園区(竹科)龍潭科学園区(桃園市龍潭区)にマイクロLEDの研究施設を設置。同施設で台湾人エンジニアが開発した技術を基に、現在はアップル本社近くに開設したカリフォルニア州サンタクララの製造拠点でディスプレイの設計と試験生産を進めているとされる。
なおブルームバーグは情報筋の話として、マイクロLEDを採用したディスプレイは既に腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「アップルウオッチ」で応用試験が進められているが、スマートフォン「iPhone」に搭載されるのは3~5年先との見通しを伝えた。
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