ニュース 金融 作成日:2018年3月20日_記事番号:T00076068
損害保険の富邦産物保険は20日、地震の規模を示すマグニチュード(M)などを補償基準とする「パラメーター型地震保険」を業界で初めて発売した。同日付経済日報が伝えた。
同保険では▽台湾本島で発生した地震▽マグニチュード7.0以上▽震源の深さが30キロメートル以内▽震央から被保険物件までの距離が100キロメートル以内──という4条件を満たせば、保険金が支払われる仕組みだ。
従来型の地震保険のように被害査定が必要ないため、迅速な保険金給付が可能で、事前のリスク審査も不要となる。保険料も安くて済むため、特に中小企業の財務負担軽減につながると期待される。
また、企業の地震保険は通常、法人向けの火災保険の特約となっているが、新商品は地震保険が主契約で、補償額は1,000万台湾元(約3,600万円)が上限となる。台北市の企業が加入した場合、年間保険料は3万4,900元で、火災保険の地震保険特約よりも割安になる。
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