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正露丸など家庭用医薬品、値上げ相次ぐ


ニュース 医薬 作成日:2018年3月20日_記事番号:T00076069

正露丸など家庭用医薬品、値上げ相次ぐ

 胃腸薬「正露丸」(大幸薬品)、点鼻薬「オトリビン(欧治鼻)」、軟こう「タイガーバーム(虎標万金油)」、入れ歯洗浄剤「ポリデント(保麗浄)」といった、台湾の多くの一般家庭に常備されている医薬品の値上げが相次いで伝えられている。値上げ幅は4.4~24%で、正露丸とタイガーバームは既に今月15日に実施、オトリビンとポリデントは4月2日からの値上げを予定している。20日付蘋果日報が報じた。

 正露丸は15日に、価格が15~20台湾元(約55~73円)引き上げられた。タイガーバームも同日、1瓶(19グラム入り)90元から100元に値上げされた。両製品の代理業者は値上げについて、原材料価格の上昇や今年導入が見込まれる新たな規定により、医薬品の輸送費用が上昇する他、パッケージ交換コストが発生するためと説明した。

 この他、来月2日には、台湾の点鼻薬市場で約20%のシェアを占める最大手ブランド、オトリビン10ミリリットル入りボトル「欧治鼻薄荷噴鼻液」が従来の250元から310元へ引き上げられる。入れ歯洗浄剤市場で50~60%シェアを占めるポリデントも同日、36錠入り製品が180元から195元へと引き上げられるなど、4製品が15~20元値上げされる予定だ。