ニュース 政治 作成日:2018年3月20日_記事番号:T00076076
中国政府の台湾事務統括機関、国務院台湾事務弁公室(国台弁)の6代目の主任に19日、劉結一副主任(60)が昇格、就任した。北京の消息筋は、温和で学者風だった前任の張志軍氏と異なり、劉氏は手法は「強気、鋭利、直接的」と指摘。今後、台湾に対しても国際社会でも、より強い姿勢で「一つの中国の原則」を主張するとの見方を示した。20日付聯合報が報じた。
劉氏は外交部国際司司長や北米大洋洲司司長、国連代表部代表など中国外交の要職を歴任。昨年10月に国台弁副主任に転任した際は、主任への昇格準備と観測されていた。
国台弁主任は、4代目の王毅氏(現外交部長)以降、外交畑の人物が務めており、中国が台湾事務に国際関係、特に対米関係を考慮しつつ当たる姿勢がうかがい知れる。
国台弁前主任の張氏は19日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)外事委員会副主任に当選した。消息筋によると、張氏の外交分野での能力を引き続き生かす狙いがある。
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