ニュース 電子 作成日:2018年3月21日_記事番号:T00076087
産業用コンピューター(IPC)最大手の研華科技(アドバンテック)は20日、通信モジュールメーカーの海華科技(アジュールウェーブ)の第三者割当増資を引き受け、約3億台湾元(約11億円)を投資。公開市場での取得分を含め、海華の株式18%を取得し、2位株主に浮上した。21日付工商時報が伝えた。
海華には和碩聯合科技(ペガトロン)が26.78%を出資していたが、増資後も持ち株比率23.67%で筆頭株主の座を守る。
今回の増資引き受けは、アドバンテックが海華の無線モジュール分野での強みを生かし、通信関連商品を強化するとともに、海華が工業用のモノのインターネット(IoT)応用市場に参入するのを支援する狙いがある。
アドバンテックの劉克振董事長は「無線ネットワーク技術は最近IoTの応用で著しく発展しており、省電力広域ネットワーク(LPWAN)は始まりにすぎない。第5世代(5G)移動通信規格の普及によってIoTのビジネスチャンスが爆発的に拡大する」と述べた。
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