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永豊金控、日系銀行と提携説


ニュース 金融 作成日:2008年5月22日_記事番号:T00007609

永豊金控、日系銀行と提携説


 永豊金融控股は年内に特別株(優先株)の発行で100億台湾元(約340億円)規模の増資を計画しており、外資金融機関の間では日系銀行が永豊金控の増資を引き受け、戦略提携を結ぶことに関心を示しているとの情報が流れている。日系銀行は永豊金控との提携により、中国事業を拡大する狙いがあるとみられる。22日付蘋果日報が伝えた。

 日系銀行の中では、三井住友フィナンシャルグループが第一金融控股と、三菱UFJフィナンシャル・グループが元大金融控股とそれぞれ提携関係にあるため、みずほフィナンシャルグループや新生銀行などとの提携可能性が取り沙汰されている。

 永豊金控は先ごろ開いた取締役会で、甲種特別株10億元相当(発行価格14元)、議決権が制限される乙種特別株90億元相当(同11元)の発行で100億元を調達し、運転資金や中国での事業資金に充てることを決議していた。