ニュース 政治 作成日:2018年3月21日_記事番号:T00076104
中国で第13期全国人民代表大会(全人代)第1回会議が閉幕した20日、習近平国家主席と李克強首相が改めて台湾統一への強い決意を語った。トランプ米大統領が米台間の高官相互訪問を奨励する「台湾旅行法」に署名したことへの反発とみられる。21日付工商時報が報じた。
習主席は「祖国を分裂させる活動は必ず失敗し、歴史の裁きを受ける」と強調した(20日=中央社)
習主席は閉幕式で中台関係に言及し、「一つの中国の原則」と「1992年の共通認識(92共識)」の堅持を改めて提起した上で、「領土は寸土たりとも中国から分割させない」と強調。李首相も記者会見で「いかなる台湾独立の企みも許容しない。外国勢力が『台湾カード』を切ることを許さない」と米国をけん制した。
一方、習主席の発言について頼清徳行政院長は立法院での答弁で、「われわれは両岸(中台)交流の柔軟性を高める機会を多く作っていきたい。しかし、中国が閉ざした玄関の唯一の鍵が92共識であるのであれば、台湾でその鍵は見つからない」と述べ、従来どおり92共識を拒否する姿勢を示した。
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