ニュース 政治 作成日:2018年3月21日_記事番号:T00076106
5月下旬にジュネーブで開かれる世界保健機関(WHO)年次総会で、台湾は昨年に続き、出席が認められない可能性が高まっている。中国が台湾の国際機関参加を徹底的に阻んでいるためだ。21日付聯合報が伝えた。
関係筋は「出席に向けた情勢は昨年よりも厳しい。WHO事務局から招待状を受け取れる可能性は昨年よりも低い」と述べた。
同筋はその上で、「昨年招かれず、今年も招待がなければ、台湾に不利な『新たな常態』が形成されることになる。政府として全力で打破に努力している」と述べた。
台湾は2009年から8年連続で、WHO年次総会にオブザーバーとして出席してきた。しかし、昨年は中国の強い圧力を受け、出席が実現しなかった。昨年下半期以降にはWHOのテクニカルな内容の会議にも台湾が出席できないケースが出てきているという。
ジュネーブに外交官を置く台湾の友好国11カ国は、テドロス・アダノム事務局長に対し、台湾への招待状送付を働き掛けることにしている。
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