ニュース 電子 作成日:2018年3月22日_記事番号:T00076112
シリコンウエハーの供給不足に伴ってエピタキシャルウエハーも供給が逼迫(ひっぱく)しており、嘉晶電子(エピシル・シリコン、EPI)など業界メーカーは今年、生産拡大に伴い売上増が期待できる。22日付自由時報が報じた。
嘉晶電子は、今年第2四半期に新たな生産ライン稼働を予定しており、今年は生産量拡大と製品価格の上昇に伴って売上高が四半期ごとに上昇するとみている。
同社は今後もニッチ型エピ製品に注力する方針。スーパージャンクションMOSFETも既に量産しており、今年中に経済規模への到達を見込む。ニッチ型半導体が売上高に占める割合は今年3割、2020年には4~5割に達するとみている。
エピウエハーが売上高の4割を占める合晶科技(ウエハーワークス)は、年初の段階で月産能力が16万5,000枚と前年同期の2倍になった。ウエハーワークスは、エピウエハーに再加工する元となる研磨ウエハーの生産ラインを所有、現在生産を拡大中であることから、エピウエハーの月産能力は第2四半期に27万~28万枚、第3四半期に30万枚に達する見通しだ。証券会社は、同社は今年25~40%の増収が見込めると予想している。
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