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全聯スーパー、年内にも小型店50店


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年3月22日_記事番号:T00076127

全聯スーパー、年内にも小型店50店

 スーパーマーケット最大手、全聯福利中心(PXマート)の林敏雄董事長は21日、今年は100店出店を予定しており、うち半数は小型店舗とすると話した。小型スーパーの美廉社(シンプルマート)や、量販店大手のカルフール(家楽福)の小型店舗、コンビニエンスストアにとって競合になりそうだ。22日付経済日報が報じた。

 全聯は、まず都市部で小規模世帯や単身世帯をターゲットに、60~80坪の小型店舗を出店する。取扱品数は3,600点の計画で、生鮮食品、日用品の他、総菜、ベーカリー、入れたてコーヒーなどを強化する。

 林董事長は、台北市や新北市は賃料が高く、通常規模の店舗の出店は困難なため、小型店舗で出店ペースを加速すると述べた。

 今年の新規出店計画100店のうち、残りは新型店舗とする。新型店舗は、店内にイートインスペースを備え、ベーカリー、総菜などの売り場を拡大、台湾産の農産物や輸入商品の取り扱いも増やす。これまでに試験的に出店した台北市松山区、士林区天母、新北市泰山区の新型店舗では、来店客数や売上高の伸びが一般店舗を大きく上回っている。

 同社は20周年を迎える今年、店舗数は1,000店以上、売上高は前年比10%増の1,200億台湾元(約4,400億円)を目標にしている。昨年の店舗数は909店、売上高は1,088億元だった。