ニュース 金融 作成日:2018年3月22日_記事番号:T00076131
21日の台湾株式市場で、終盤に台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)に1,520万株の売り注文が入り、同社株の終値は106台湾元(約390円)と前日より9.5元(8.2%)下落した。台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)は、BNPパリバ系の法銀巴黎証券の取引システムの異常が原因と説明。市場では、法銀巴黎証券が「なれ合い売買」に失敗したとの見方が出ている。法銀巴黎証券はノーコメントとしている。22日付経済日報が報じた。
なれ合い売買とは、買い手と売り手が示し合わせて買い注文と売り注文を同価格で同時刻に出し、出来高を上げて売買が活発であるかのように見せかける行為だ。
市場関係者は、法銀巴黎証券は示し合わせた通りに台塑化株の売り注文を出したが、買い手側が買い注文を出さなかったと指摘した。
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