ニュース 運輸 作成日:2018年3月22日_記事番号:T00076132
航空機の客室乗務員は依然若者にとってあこがれの職業だが、中華航空(チャイナエアライン)がこのほど、大学4校と提携し、期間1年の客室乗務員インターン制度を発足させたことが論議を呼んでいる。22日付蘋果日報が伝えた。
中華航空は同制度でインターン24人を採用する。採用後には1学期当たり15万台湾元(約54万円)の奨学金と皆勤ボーナス3万元を支給するとしている。インターネット上では「コストダウンの奥の手か」「年収30万元の客室乗務員ということか」と皮肉られている。
採用条件は勤務期間が今年7月から来年8月までで、最初の2カ月は地上で研修を受け、その後は短距離国際線に月60時間乗務するという内容だ。
同社労組は「同じ業務で賃金が異なるというのは搾取だ」と批判的だ。新人の客室乗務員でも月収が約5万元あるのに、インターンには奨学金として年間30万元が支給されるだけだからだ。
業界労組の桃園市空服員職業工会は「運航の安全を軽視する行為に等しい他、労組をけん制する狙いがあるのではないか」と述べた。
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