ニュース 運輸 作成日:2018年3月23日_記事番号:T00076139
米国政府は台湾と米国を結ぶ直航便を対象に、米国の入国審査を国外の空港内で行うプレクリアランスを導入する予定であることが分かった。桃園国際空港に関連設備を設ける必要があるため、具体的な導入時期は未定だ。23日付自由時報が伝えた。
実現すれば、台湾から米国の都市に向かう全ての便がプレクリアランスの対象となり、現地での乗客の入国審査時間が大幅に短縮される見通しだ。
今回の措置は、中華航空(チャイナエアライン)が台北と米ロサンゼルス郊外のオンタリオを結ぶ路線に3月25日に就航することがきっかけだった。就航先のオンタリオ空港が国内線中心で税関や出入国検査施設が不十分であるため、中華航空が桃園空港での入国審査を提案し、米国側が受け入れたとされる。エド・ロイス米下院外交委員長(カリフォルニア州、共和党)も積極的に実現を働き掛けたという。
台湾外交部は米台路線でのプレクリアランス導入について、官庁間で会合を開き検討しているが、米国土安全保障省の税関・国境警備局は現時点で各国の申請を受け付けていないと説明した。
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