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聯相の薄膜太陽電池、世界一目指す


ニュース その他製造 作成日:2008年5月22日_記事番号:T00007614

聯相の薄膜太陽電池、世界一目指す

 
 聯華電子(UMC)集団傘下、聯相光電(ネクスパワー・テクノロジー)は21日、中部科学工業園区(中科)の薄膜太陽電池后里工場で落成式典を行った。式典で聯電の宣明智名誉副董事長は、「薄膜太陽電池世界一を目指し全力を尽くす」と語った。曹興誠名誉董事長も太陽電池産業の先行きを非常に好感しており、関連するその他の分野への参入も積極的に検討している。22日付経済日報などが報じた。

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 聯相の王修銘総経理によると、同工場の現段階の生産能力は12.5メガワット(MW)で、10月には37.5MWまで拡充する。后里第2工場も年末に完成、来年初めに50MWのライン設置を予定しており、同年第2四半期から量産に入る見通しだ。さらに来年は発電効率を7%から9%に向上させたい考えだ。

 また、今後生産能力の拡充をさらに進め、同工場で2010年段階で200MW、14年には1ギガワット(GW)水準を計画している。

 聯相は、ドイツ、スペイン、イタリア、米国および中国の10社の主要顧客と既に契約を交わしており、今年の販売量は13.5MW、来年は50~80MWに増加する見込みだ。1MWが約1億台湾元の生産額に相当するとという計算によると、聯相の今年の売上高は10億元(約34億円)に上るとみられる。