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陳高雄市長、米国務次官補代行と会談


ニュース 政治 作成日:2018年3月23日_記事番号:T00076149

陳高雄市長、米国務次官補代行と会談

 米国を訪問中の陳菊高雄市長は現地時間の21日、ワシントンでスーザン・ソーントン国務次官補(東アジア・太平洋担当)代行と会談した。ソーントン氏は「日増しに強まる北京の台湾への圧力に対策を講じねばならない。米国と台湾は同じ民主主義国家として同一戦線に立たねばならない」と語ったと陳市長がフェイスブックで明らかにした。23日付聯合報が報じた。

/date/2018/03/23/17chenju_2.jpg米国務省東アジア・太平洋局は22日、ソーントン次官補代行(右)と陳市長(左)の写真をツイッターで配信。陳市長を「民主主義の守護者」と紹介した(同局ツイッターより)

 ソーントン次官補代行は中国や中央アジアに駐在経験のある外交官で、トランプ政権で女性官僚として初めて外交部門高官に就任した。ソーントン次官補代行は陳市長に対し「台湾は人口2,300万人ながら米国の11番目の貿易パートナーで非常に重要だ」と強調。「米台は安全保障面の協力を今後も強化し、また、米国は台湾の国際的地位の向上を一貫して支持・協力している」と発言した。

 陳市長は、米側に蔡英文総統の政策への支持を求めるよう発言。これに対しソーントン次官補代行は「改革に取り組む蔡総統に敬意を表するとともに、その困難さを完全に理解している」と応じた。 

 米商務省は22日、イアン・ステッフ副次官補を台湾に派遣した。米国高官はアレックス・ウォン国務次官補代理(東アジア・太平洋担当)が訪台したばかりで、台湾旅行法の発効直後から台湾との交流を活発化させている。