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旭晶能源、中科に太陽エネ産業集積地を計画


ニュース その他製造 作成日:2008年5月22日_記事番号:T00007615

旭晶能源、中科に太陽エネ産業集積地を計画

 
 米SRIを主要株主とし、太陽エネルギー産業での展開を進める旭晶能源科技(エバーソル)は21日、台湾での太陽電池向け多結晶シリコン(ポリシリコン)生産および関連産業に追加投資を行うことを明らかにした。今後、中部科学工業園区(中科)虎尾園区約50ヘクタールの土地に上下流の関連メーカーを集め、年間生産額を3,000億台湾元(約1兆円)となる一大産業集積地を形成したい考えだ。

 同社が計画しているのは、虎尾園区に保有する工場用地の約10倍となる産業集積地だ。既に中科管理局に誘致計画と協力依頼を提出しており、雲林県政府からも同園区周辺の整備を進め、進出メーカーの経営効率が増すよう協力するとの支持を得ているという。

 旭晶能源は、7月に虎尾園区で第1基目となる多結晶シリコン生産工場に着工、来年量産に入る予定としている。同工場は、初期計画では同社中国工場を上回る年産1万トンを目標としており、3~5年後にはこの目標を達成できると見込んでいる。