ニュース 電子 作成日:2018年3月23日_記事番号:T00076158
モノのインターネット(IoT)、自動車、家電などへの需要でMOSFET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)の供給不足が深刻化しており、値上げを提示しても必ずしも供給を確保できない状況で、現時点で納品時期が今年下半期にずれ込むケースも出ている。23日付自由時報が伝えた。
MOSFETメーカーの鉅晶電子(マックスチップ・エレクトロニクス)によると、昨年下半期以降、MOSFETの需要が増大し、月産7万個の生産設備のフル稼働状態が続いているという。
同社の蔡国智董事長は「現在は顧客の発注が順番待ち状態だ。納品時期は数カ月後、つまり今年下半期になる。中には年末にずれ込むものもある」と説明した。
鉅晶電子は昨年、太陽電池大手、新日光能源科技(ネオソーラーパワー、NSP)の竹南工場を買収し、現在は8インチウエハー工場への改装を進めている。今年下半期にクリーンルームなどの設置を終え、来年初めにもMOSFETの量産を開始する予定だ。生産量は月5万枚を見込む。
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