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パルプ相場上昇、台湾メーカーも値上げ追随か


ニュース その他製造 作成日:2008年5月22日_記事番号:T00007616

パルプ相場上昇、台湾メーカーも値上げ追随か

 
 国際パルプ相場の先高感が高まり、1トン当たり30米ドルの値上がりが見込まれる中、中華紙漿、台湾紙業の2社は海外他社の動向を見極めた上で、価格改定の是非を決定する方針だ。22日付工商時報が伝えた。

 台湾紙業は「年初来、台湾のパルプ価格は国際相場と同じ幅で上昇しており、1トン当たり2万5,000台湾元(約8万5,000円)が視野に入った」と指摘した。ただ、6月の値上げに追随するかどうかについては、「値上げを決めたメーカーが限られており、しばらく状況を見守る必要がある」としている。

 台湾紙業によると、今年初めにインドネシアで天然林の伐採が禁止されたことで、市場が混乱したが、インドネシア政府が伐採禁止の一部解除を決めたことで市場は落ち着きを取り戻しつつあるという。