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大台北地区の住宅販売価格、9エリアで最高額を更新


ニュース 建設 作成日:2008年5月22日_記事番号:T00007617

大台北地区の住宅販売価格、9エリアで最高額を更新

 
 不動産業界誌「住展雑誌」の倪子仁研発長によると、最新の調査の結果、20日の新政権就任前後に、大台北地区(台北県市、基隆市)の市街地9エリア(台北市7カ所、台北県2カ所)で住宅販売価格が各エリアの過去最高額を更新したことが分かった。22日付工商時報が報じた。

 このうち台北市信義エリアの「台北信義」、同中山エリアの「遠雄富都」、同大安エリアの「敦南苑」の3プロジェクトでは1坪当たり150万台湾元(約510万円)の大台を突破した。また、内湖エリアの「文心AIT」でも1坪100万元、さらに淡水エリアの北投山麓部に位置する「大景無言」でも1坪80万元という価格が出現した。海に面した物件は人気で売り切れとなっているという。

 倪研発長によると、4月に不動産バブル説が流れ、影響を恐れた一部のプロジェクトでは、建設は進めるが分譲はしないといった様子見の姿勢がみられたという。しかし、不動産業者は不安情報は出尽くしたとみて販促活動を正式に再開したもようだ。