ニュース その他製造 作成日:2018年3月26日_記事番号:T00076171
経済部統計処が23日発表した1~2月の工業生産指数は前年同期比4.63%上昇の105.04ポイントで、同期の過去最高だった。うち製造業生産指数は4.13%上昇の106.39ポイントだった。24日付工商時報が報じた。
2月の工業生産指数は前月比18.56%下落、前年同月比1.93%下落の94.29ポイントだった。うち製造業生産指数は前月比18.46%下落、前年同月比2.86%下落の95.57ポイントだった。春節(旧正月、2018年は2月16日)連休による稼働日減少の影響を受けた。それぞれ9カ月連続、21カ月連続だった前年同月比の上昇がストップした。
製造業のうち半導体業の2月の生産指数は183.12ポイントで、前月比9.61%下落、前年同月比8.89%上昇した。統計処は、スマート化が進む中、ファウンドリー、IC基板、部品などの生産増加が顕著だったと指摘した。一方、液晶パネル業は86.74ポイントで、前月比10.41%下落、前年同月比0.67%上昇した。同処は、液晶パネルの生産減少を、ガラス基板とカラーフィルター(CF)が補ったと説明した。
統計処は今後を楽観視しているが、電子製品が輸出の3割を占める上、中国で加工や生産しているものが多いとして、米中貿易戦争が製造業に与える影響に注意が必要との見方を示した。
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