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京華城、4月にも売却入札


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年3月27日_記事番号:T00076191

京華城、4月にも売却入札

 台北市松山区のショッピングモール、京華城購物中心(リビング・モール)の国際売却入札が4月にも開始される見通しだ。入札は不動産コンサルティング会社、DTZ(戴徳梁行)に委託されて実施される予定で、市場関係者は落札価格が300億~350億台湾元(約1,090億~1,270億円)に達すると見込んでおり、台湾で過去最大規模の不動産売却の公開入札となる見通しだ。27日付工商時報が伝えた。

 台北市政府は京華城がある松山区の都市計画見直しに着手しており、京華城の土地用途規制が緩和され、高級住宅物件の開発が可能になれば、開発後の物件価値は600億元に達する可能性がある。

 DTZの顔炳立総経理は「再開発が実施されるなら、オフィスビルの開発が最も望ましい」と述べ、相場が下落局面に入った住宅よりも、オフィスビルは生保など金融機関の関心が高いとの認識を示した。