ニュース 電子 作成日:2018年3月27日_記事番号:T00076196
メリルリンチの最新レポートを基に米CNBCが報じたところによると、アップルは現在、折りたたみ式で、展開すればタブレット端末として使用可能なスマートフォン「iPhone」の研究開発(R&D)を協力メーカーとともに進めている。2020年発売を目指すとされ、実現すればアップルにとって5.5インチ「iPhone6プラス」以来の革新となり、買い替えブームを起こすと予想されている。27日付経済日報が報じた。
業界では、折りたたみ式iPhoneは上下開きの構造となると予測されている。筐体の使用量が倍増するため、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)などが恩恵を受けると見込まれる。
また折りたたみ式を採用した場合、ヒンジが必要となるため、アップルのノートパソコン「MacBook(マックブック)」に同部品を供給した経験がある新日興(SZS)が受注する可能性がある。
近年、スマホの大画面化が進む中、携帯性に問題が指摘されている。折りたたみ式なら、携帯性を維持したまま、さらなる大画面化が可能になる。しかし、従来より設計が大幅に複雑化するため、部品メーカーや鴻海精密工業、和碩聯合科技(ペガトロン)など組み立てメーカーにとって歩留まりやコストが課題となる。製品価格が上昇した場合、消費者に受け入れられるかも不透明だ。
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