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HTCの17年Q4赤字、上場以来最悪


ニュース 電子 作成日:2018年3月27日_記事番号:T00076197

HTCの17年Q4赤字、上場以来最悪

 スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)が26日発表した2017年第4四半期の純損失は98億台湾元(約360億円)と、上場以来で最悪だった。赤字は11四半期連続。同社は、スマホ市場の競争激化と、国際会計基準にのっとり在庫の評価損を計上したことを主因として挙げた。27日付電子時報などが報じた。

 HTCの第4四半期連結売上高は157億元で前期比横ばい、前年同期比29%減、粗利益率はマイナス30.8%だった。

 17年通年売上高は621億2,000万元で前年比21%減、純損失は169億500万元で、3年連続の赤字だった。

 HTCは、スマホ世界市場でシェアが下がり続ける一方、バーチャルリアリティー(VR)製品の売上高構成比もまだ高くない。それでも、今年1月にグーグルに受託開発部門を売却して11億米ドルを得ており、今年の黒字転換が期待されている。