ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

奇美の液晶TV、6月に中国市場投入


ニュース 家電 作成日:2008年5月22日_記事番号:T00007620

奇美の液晶TV、6月に中国市場投入

 
 奇美電子(CMO)の鄭良彬副総経理は21日、自社ブランド「CHIMEI」の液晶テレビを、6月から上海など中国5都市で販売すると語った。同製品の中国市場投入は初めてで、当初は中国でのブランドイメージ向上を目標とし、初年度の販売台数は3万~4万台と少なめの計画としている。将来的には中国市場で10位以内に入りたい考えだ。22日付経済日報などが報じた。

 上海以外で同製品を発売するのは、広州、深圳、南京、杭州。量販店の大潤発(RTマート)や深圳を中心に展開する中国の家電量販店チェーン、順電を販路とする。販売価格は、52インチ型は2万3,000人民元(約34万円)、42インチ型は1万1,000人民元で、中国の地場ブランドより20~30%高く、32、42インチ型の入門機種は5,288~9,288人民元とする。鄭副総経理によると、中国ブランドの低価格製品との激しい価格競争を避けるためにハイエンド製品を展開する。

 同社が昨年中国市場に投入した液晶モニターは、昨年の出荷台数10万台強から、今年は30万台以上、市場シェア1.5%まで成長すると予測している。