ニュース その他製造 作成日:2018年3月27日_記事番号:T00076205
製靴最大手、宝成国際集団(PCG)は26日、ベトナム・ドンナイ省の工場で24日に発生したストライキが終息し、全ての生産ラインが操業を再開したと発表した。27日付経済日報が報じた。
PCGによると、同工場で導入しようとしていた新給与制度によって収入や福利厚生が削られると懸念を抱いた従業員数千人がストライキに参加した。ストライキ発生後、PCGは従業員、労働組合と交渉を行い、新給与制度の実施見送りを決めた。
PCGは、ストライキは24日のみだったため、グループの経営に大きな影響は出ていないと説明した。
今回のストライキは、過去7年間にPCGのベトナム拠点で発生した5度目の大規模ストライキだ。ベトナムでは労働者の権利意識が高まり、労働争議が増えている。
PCGは、ベトナムでの相次ぐストライキでグループのイメージに非常に大きな影響が出ていると説明。今後はベトナムで工場を拡張せず、インドネシアやミャンマーなどで工場建設を進めると表明した。
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