ニュース 電子 作成日:2018年3月28日_記事番号:T00076214
28日付経済日報が日本経済新聞の報道を基に伝えたところによると、日本の半導体大手、ルネサスエレクトロニクスは、車載用の最先端マイコンの生産を全て台湾積体電路製造(TSMC)に委託する。28ナノメートル製造プロセスを採用して生産し、今月よりサンプル出荷を開始したとされ、2020年に量産に入る見通しだ。
導入後7年が経過したTSMCの28ナノプロセスは、関連設備の多くで既に減価償却が終了しているため、業界では、ルネサスからの受注は粗利益率が50%を超えるとの見方が出ている。
またTSMCは先ごろ、ビットコインなど仮想通貨の採掘(マイニング)装置の世界最大手、北京比特大陸科技(ビットメイン)から10万個を超えるASIC(特定用途向けIC)を受注している。今回、車載用分野でも大口受注を獲得したことで、TSMCが▽モバイル機器▽高性能計算(ハイパフォーマンスコンピューティング、HPC)▽車載用▽モノのインターネット(IoT)──の4分野において、最優先の生産委託先となっていることがうかがえる。
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