ニュース その他分野 作成日:2018年3月28日_記事番号:T00076220
科技部が27日発表した、新竹科学工業園区(竹科)、中部科学工業園区(中科)、南部科学工業園区(南科)の3大科学園区に進出する企業の2017年売上高は前年比3.58%増の2兆4,615億台湾元(約8兆9,000億円)で、過去最高を更新した。世界経済の回復に伴い、携帯電話ブランドの調達意欲が高まり、半導体関連の需要が旺盛だった。28日付工商時報が報じた。
各科学園区の2017年売上高は、▽竹科、1兆188億8,200万元(前年比1.98%減)▽中科、5,638億2,600万元(11.13%増)▽南科、8,787億5,900万元(5.93%増)──だった。竹科は研究開発(R&D)を中心とし、中科、南科で新工場稼働や量産開始が続いたためだ。
業種別では、半導体の売上高が1兆6,269億3,000万元で前年比3.45%増、液晶パネルなど光電は6,014億100万元で1.13%増だった。精密機械は1,122億5,600万元で14.74%増と、最も伸びが大きかった。半導体装置や自動化設備の需要増加が貢献した。
陳良基科技部長(左2)は、精密機械などが押し上げ、今年の売上高も過去最高を更新する可能性が高いと述べた(27日=中央社)
この他、▽コンピューターおよび周辺機器、442億9,700万元(8.35%増)▽通信、420億4,000万元(10.56%増)▽バイオテクノロジー、236億1,200万元(7.02%増)──など、軒並みプラス成長だった。
3大科学園区の輸出額は前年比14.22%増の1兆7,250億元で、過去最高を更新した。就業者数は27万2,294人で、過去最高を更新した。
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