ニュース その他製造 作成日:2018年3月29日_記事番号:T00076246
太陽電池メーカーの新日光能源科技(ネオソーラーパワー、NSP)、昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)、昱晶能源(ジンテック・エナジー)は28日、それぞれ臨時株主総会を開催し、3社合併による「聯合再生能源」の設立について承認を受けた。ネオソーラーの洪伝献董事長によると、既にドイツ、中国で独占禁止法違反に関する審査を通過しており、今後、台湾での審査を経て10月1日に新会社が正式に発足する見通しだ。29日付工商時報が報じた。
3社の計画によると、聯合再生能源は発足後、ただちに第三者割当増資を実施し、行政院国家発展基金(国発基金)や経済部が管理する耀華玻璃などから公的資金による45億台湾元(約165億円)の出資を受ける予定だ。
なお合併後、工場過多となるとの懸念について洪董事長は、「1カ所当たりの生産能力は500メガワット(MW)~1ギガワット(GW)で最良の経済効果が見込める規模」と説明。さらに所在地が台湾、タイ、ベトナム、マレーシアなどに分散しているためリスク回避や多様な選択肢が得られるメリットがあると強調した。
また新会社は、将来的には事業の中心を現在の電池生産からモジュール生産や発電業務に転換し、台湾域内市場と世界市場の開拓を目指す方針だ。
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