ニュース 社会 作成日:2018年3月29日_記事番号:T00076251
台湾で昨年12月に封切られた恋愛映画「強尼・凱克(Missing Johnny、ジョニーは行方不明)」の主役を務めた俳優の柯宇綸(クー・ユールン)が中国のインターネット上で「台湾独立派」との批判を浴び、中国本土の映画館で4月13日から始まる予定だった同作品の上映が延期された。29日付自由時報が伝えた。
理由は柯宇綸の父で俳優の柯一正が台湾派の新興政党、時代力量の幹部を務めていることだ。
中国での配給会社、中国電影北京電影発行分公司は「都合により上映を延期する」と説明。中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の安峰山報道官も「中国での上映が棚上げされた。台湾独立の考えを持ち、台湾独立に関連する言動がある台湾の芸能人が出演した映画を大陸で上映することは認めない」と述べた。
台湾行政院大陸委員会(陸委会)は「中国大陸が台湾に対する31項目の優遇措置で、台湾映画の上映に本数制限を設けないと言いながら、わずか1カ月で言行不一致のケースが出現した」と批判した。
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