ニュース 電子 作成日:2018年3月30日_記事番号:T00076264
市場調査会社、ICインサイツの最新レポートによると、世界のファブレスIC設計会社の2017年の国・地域別売上統計で米国がシェア53%で首位を維持、台湾の16%、中国の11%と続いた。特に中国はシェアを10年の5%から急速に伸ばしており、台湾に迫る勢いを見せている。30日付自由時報が報じた。
同レポートによると、10年に売上高が世界50位以内に入る中国のIC設計業者は深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)のみだったが、昨年はハイシリコンが世界7位、紫光集団が9位と2社がトップ10入り、中興微電子技術、中国華大集成電路設計、北京南瑞智芯微電子科技など8社がトップ50入りを果たした。
ただ同レポートでは、ハイシリコンのチップ供給の90%以上が親会社の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)となるなど、中国のIC設計業者によるグループ向け供給を除いた場合のシェアは6%まで低下すると指摘している。
一方、聯発科技(メディアテック)、聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)などを含む台湾IC設計業者のシェアは10年の17%からほぼ横ばいとなっている。
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