ニュース 金融 作成日:2018年3月30日_記事番号:T00076269
金融監督管理委員会(金管会)銀行局が29日に発表した統計によると、モバイル決済大手3社、アップルペイ、サムスンペイ、グーグルペイ(旧アンドロイドペイ)を使った2018年1~2月の決済額は月平均18億台湾元(約66億円)だった。台湾でモバイル決済サービスが始まった昨年3月から12月末までの月平均11億3,000万元と比べると、約60%増加した。30日付工商時報が報じた。
今年2月末までの累計決済額は138億元だった。ひも付けられたクレジットカード枚数は321万枚と、17年末の274万枚と比べ17%増加した。発行クレジットカードがモバイル決済に対応している銀行は、認可を得ている18行のうち14行で、残り4行は準備中だ。
銀行局は、3大モバイル決済の利用自体は伸びているが、クレジットカード決済全体に占める割合は0.57%にすぎないと指摘。▽対応していない銀行がある▽店舗側にも対応した端末が必要▽モバイル決済に対応していないスマートフォンがある──などが理由と分析した。
なお、2月末時点のクレジットカード有効発行枚数残高は4,194万枚で、このうち過去6カ月以内にショッピング利用があったクレジットカードは2,816万枚だった。決済額は1,981億元だった。
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