ニュース 電子 作成日:2018年3月30日_記事番号:T00076270
鴻海精密工業傘下の産業用コンピューター(IPC)メーカー、樺漢科技(エノコン)は29日、重大情報を発表するため30日より同社株式の取引を一時停止すると発表した。市場ではM&A(合併・買収)を発表するとみられており、証券会社は、産業用IoT(モノのインターネット)関連の買収と予測している。30日付経済日報が報じた。
エノコンの朱復銓董事長はこれまでに、今年は中国投資を拡大し、今後3~5年で売上高1,000億台湾元(約3,650億円)を目指すと表明していた。同社の2017年売上高は前年比145%増の354億4,700万元だった。
エノコンは16年10月に独IPC大手のS&Tを買収するなど、上場以来M&Aで売り上げ規模を拡大している。
鴻海グループでは、傘下の鴻騰精密科技(FIT)が27日にパソコン用アクセサリー大手、米ベルキンを買収すると発表したところだ。
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