ニュース 政治 作成日:2018年3月30日_記事番号:T00076280
陳水扁元総統は29日、LINEのグループメッセージを使って連載している「新勇哥物語」の最新号で、蔡英文総統が既に総統官邸で柯文哲台北市長夫妻と会見し、今年11月の市長選挙で再選を目指す柯市長に協力する意向を表明したと暴露した。ただし、「私の理解によれば」「これが本当であるならば」とただし書きが付いており、情報に絶対的な確信を持ってはいないことがうかがえる。30日付中国時報が報じた。
陳元総統はまた、民進党の台北市長選の公認候補は、党内予備選挙ではなく党主席の指名で決まると明らかにした上で、「公認候補が立候補しても勝てない」「3位に終わればみっともない」といった予備選実施への反対意見は表向きの口実にすぎないと指摘した。
民進党では現在、台北市選出の姚文智立法委員と呂秀蓮元副総統が指名獲得を目指す考えを公表している。
姚立法委員は、陳元総統の暴露に対し「真偽が不明のため論評できない」と断った上で、「実は2月の段階でそうした話は伝わっていたが、その時から政治情勢は大きく変わっている。民進党支持者の独自候補を求める声は想像を大きく上回っている」と述べ、改めて立候補に意欲を示した。
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