ニュース 電子 作成日:2018年3月31日_記事番号:T00076291
ファウンドリー大手、中堅の8インチウエハー工場で下半期まで受注が満杯となっており、第2四半期の受託生産価格は前期に続き1割上昇する見通しだ。31日付工商時報が報じた。
8インチ工場では、カーエレクトロニクス、IoT(モノのインターネット)関連IC生産が急増している。IDM(垂直統合型の半導体メーカー)のファブライト化で、8インチ工場の削減・閉鎖が進んでおり、台湾積体電路製造(TSMC)、世界先進積体電路(VIS)などに受注が流れているためだ。
スマートフォンの指紋認証ICも8インチ工場で生産されている。従来5~6インチ工場で生産していた絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)、パワーマネジメント(PMIC)などのアナログIC生産が8インチ工場に切り替わっていることも一因だ。
鉅晶電子(マックスチップ・エレクトロニクス)の蔡国智董事長は、MOSFET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)の需要が特に強いと指摘。月産能力7万枚を来年9万枚まで増強したいと述べた。
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