ニュース 政治 作成日:2018年3月31日_記事番号:T00076300
全地球測位システム(GPS)大手、ガーミンは30日、中国版ウェブサイトで、一部の国・地域の公式サイトが台湾を国家扱いしていたことを謝罪し、既に訂正したとする声明を発表した。31日付蘋果日報が報じた。
ガーミンは、同社は中国の主権と領土保全を尊重していると強調。1月に同社の中国、その他アジア諸国・地域の公式サイトの内容について調査を行ったが、一部の公式サイトが台湾を国家扱いしていたと説明した。今後、世界各国・地域の公式サイトを調査し、予防策を講じることで同様の事態が起きないようにすると表明した。
これに先立ち、米系ホテル運営会社のマリオット・インターナショナル、米小売り最大手のウォルマート、豪カンタス航空なども公式サイトで台湾を国家扱いしていたとして謝罪、訂正を迫られていた。
ガーミンは南投県出身の高民環氏とゲイリー・バレル氏が1989年に創設。台湾でのウエアラブル(装着型)端末販売シェアは上位2位に入る。
ガーミンの声明を受け、台湾のインターネット利用者からは「台湾の星が一瞬で台湾の恥になった」などと反感の声が上がった。
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