ニュース 公益 作成日:2018年4月2日_記事番号:T00076312
第2原子力発電所(新北市万里区)2号機が3月27日の送電再開から24時間余りでトラブル発生により緊急停止したこと、および第3原発(屏東県恒春鎮)1号機があす3日から45日間の定期検査に入ることを受け、台湾電力(台電、TPC)は31日、4月中旬~下旬には運転予備率が6%を割り込み、電力供給の警戒レベルである「オレンジ信号」が点灯するとの予測を示した。1日付聯合報が報じた。
3日以降、台湾で稼働する原発は第2原発1号機と第3原発2号機のみとなる。第3原発1号機の検査については、第2原発2号機の再稼働、および急激な気温の上昇や稼働中の原発にトラブルが発生しないことを前提として電力供給に問題は生じないと見込んでいたが、第2原発2号機が停止したことで電力不足の懸念が高まっている。
なおTPCでは、電力需要が高まる夏までに第2原発2号機を再稼働させたい方針で、31日夜に米国の原発メーカーから呼び寄せた技術者が台湾に到着。そのまま第2原発に直行し、トラブルの原因究明に向けた調査を進めている。
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