ニュース 政治 作成日:2018年4月2日_記事番号:T00076323
かつての国民党強権統治の下で行われた迫害や人権侵害の真相究明を進める政府の促進転型正義委員会(促転会)の初代主任委員に、元監察委員の黄煌雄氏が就任することが31日発表された。副主任委員には大陸委員会(陸委会)の張天欽副主任委員が転任する。
黄煌雄氏。今後2年以内に調査報告をまとめて行政院長に提出する(31日=中央社)
黄氏は1990年代に民進党立法委員を2期務め、台湾近代民族運動史の研究者として「蒋渭水伝」の著作がある。主委就任について「意外だったが断る理由はなかった。最も重要なのは、促転会は戦場ではなく和解を求めるものであることだ」と語った。
促転会は昨年12月、移行期の正義促進条例(促進転型正義条例)の成立に伴い発足した。促転会の調査を正当な理由なく拒否した機関、団体、企業、個人には最高で50万台湾元(約180万円)の罰金が科される。
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