ニュース 金融 作成日:2018年4月2日_記事番号:T00076324
台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)と店頭市場の証券櫃台買売中心(櫃買中心、TPEx)は31日、株式上場・店頭公開の条件を緩和することを発表した。株式公開(IPO)を行う企業数を増やして、市場の活性化に結び付ける狙いがある。1日付経済日報が報じた。
発表によると、上場条件はTWSEの場合、時価総額50億台湾元(約18億円)以上であれば、▽払込資本金6億元以上▽年商50億元以上で前年実績を上回る▽過去1年の営業活動におけるキャッシュフローがプラスになっている▽純資産が払込資本金の3分の2を占める──。また、時価総額60億元以上であれば▽払込資本金6億元以上▽年商30億元以上で前年実績を上回る▽かつ純資産が払込資本金の3分の2を占める──が条件となる。
櫃買中心の場合、▽純資産6億元以上▽株式資本の3分の2以上▽年商20億元で前年実績を上回る、過去1年の営業活動におけるキャッシュフローがプラスになっている──を条件とする。
TWSEや証券会社によると、緩和案に合致する店頭公開および未公開企業は数十社あり、年内にも緩和条件に基づく上場申請が期待される。
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