ニュース 運輸 作成日:2018年4月2日_記事番号:T00076327
交通部民用航空局(民航局)の統計によると、台湾からの航空便のうち格安航空会社(LCC)の利用者は前年比13%増の902万人に達した。2年前の約2倍で、航空会社の旅客全体の16.6%に当たる。2日付蘋果日報が報じた。
今年2月、最も利用者が多かったのは台湾虎航(タイガーエア台湾)で20万6,290人。同社は中華航空(チャイナエアライン)傘下にある台湾資本で唯一のLCCで、同月の運航便数は1,341便と他社を圧倒した。搭乗率は85.6%。2位はスクートで利用者9万3,314人、便数は338便、搭乗率は87.0%。
日系で来年末の経営統合を予定するバニラ・エアとピーチ・アビエーションはそれぞれ3位と4位。バニラは利用者7万1,204人で、448便、搭乗率88.3%だった。ピーチは利用者6万7,331人、396便、搭乗率は台湾に就航する全LCCで最高の94.5%だった。
LCCは旅客が自己都合でキャンセルした場合、返金を受け付けない。ただ、このほど、バニラ・エアをキャンセルした台湾のある男性が、荷物預け入れサービス料が利用していないのに返金されないのは不当だとして裁判に訴えた結果、バニラに対しチケット料金の4分の1に当たる2,914台湾元(約1万600円)の返却を命じる判決が下された。台湾初の判例で、バニラは「判決を尊重する」と表明した。
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