ニュース 電子 作成日:2018年4月3日_記事番号:T00076336
GPU(グラフィックスプロセッサー)大手、米エヌビディアは3月26~29日にカリフォルニア州サンノゼ市で開催した技術カンファレンス「GPUテクノロジーカンファレンス 」(GTC)で次世代技術を活用した自動運転車向け次世代人工知能(AI)コンピューター「Orin(オリン)」について言及し、同製品向けSoC(システム・オン・チップ)は台湾積体電路製造(TSMC)の7ナノメートル製造プロセスを採用して量産するとの見通しを示した。
エヌビディアの自動運転用コンピューター現行製品で「DRIVE PX2」はSoC「Parker(パーカー)」、GPUに「Pascal(パスカル)」を採用し、電気自動車(EV)最大手のテスラやアウディに採用されている。
また今年第3四半期にサンプル出荷が見込まれる新世代製品の「DRIVE PX Pegasus(ペガサス)」に搭載されるSoC「Xavier(エグゼビア)」も、既にTSMCの12ナノ立体構造トランジスタ(FinFET)プロセスで生産を開始している。
さらに次世代の「オリン」についてエヌビディアは詳細を明らかにしていないが、業界ではレベル4の自動運転に対応し、2020年に投入すると予想されている。
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