ニュース 金融 作成日:2018年4月3日_記事番号:T00076347
王道商業銀行(オーバンク)の駱錦明董事長は2日、金融監督管理委員会(金管会)が4月に原則規定の公布を予定するインターネット専業銀行について、無料通話アプリのLINE(ライン)などと提携について交渉を行っていると明らかにした。3日付経済日報が報じた。
王道銀行は昨年1月、台湾工業銀行(IBT)から行名を変更し、ネット上の取引を中心とする台湾初の銀行として開業した。現在までに新たに開設された口座数が15万件に迫っており、顧客の大部分を若者が占める。
LINEとの提携について駱錦明董事長は、ネット専業銀行開設に当たりLINEは▽コア・バンキング(勘定系)システムを構築する必要があること▽規定ではLINEが台湾に抱える1,900万件のユーザーに関するデータはネット銀行に流用できないこと▽金管会が進める「産金分離(産業と金融の分離)」政策──が課題となると指摘した。
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